ミモザウェイズ上映と対話の集い
in ジュネーブ
およびクラウドファンディングについて
2024年10月17日、スイス・ジュネーブにて「ミモザウェイズ」上映と対話の集いが無事に開催されました。このイベントは、2024年10月17日に国連の女性差別撤廃委員会で、日本政府に対し、条約の実施状況に関する報告審議が行われる機会に合わせて、日本・ジュネーブをつなぎ、参加者同士の対話を促進し、女性差別撤廃条約(CEDAW)の勧告に基づく日本における女性の権利の重要性を広めることを目的に、企画されました。
また、CAMPFIREでクラウドファンディングを実施し、皆様から135,000円のご寄付をいただきました。資金はイベントの運営費用に充てられ、皆様の温かいご支援のおかげで無事に開催することができました。支援していただいた皆様・情報共有に協力していただいた皆様に心から感謝申し上げます。
上映後には、プロデューサーのリボアル堀井なみのと、脚本・演出をてがけたトリニダード・ガルシアとGraduate Instituteの学生たちによる対談が行われ、制作の背景や意義、そして現代におけるジェンダー平等の課題について率直な意見が交わされました。また、NGO CSWの現地報告として、日本女性差別撤廃条約NGOネットワーク(JNNC)の方々から、ジュネーブでの女性差別撤廃委員会の日本審議の報告を受け、さらに、国連女性差別撤廃委員会(CEDAW)委員の秋月弘子先生と元委員のパトリシア・シュルツ先生からもメッセージをいただき、非常に意義深いひとときとなりました。
また、この10月17日の上映会が非常に好評であったことを受け、10月24日にはジュネーブのGraduate Instituteで開催されたCEAS Geneva Forum on East Asia 2024において、『ミモザウェイズ』全編の上映が行われました。
リボアル堀井なみのもオンラインで参加し、参加者からの質疑応答などを受け付けました。
今回のイベントに際してご支援と応援をいただきました皆様に、改めて厚くお礼申し上げます。皆様のお力添えのおかげで「ミモザウェイズ上映と対話の集い」およびGraduate Instituteでの全編上映はともに大きな成功を収め、多くの方々にジェンダー平等と女性の人権についての理解を深めていただく機会となりました。今後も、演劇公演を含め、様々なイベントを企画しているところです。引き続きどうぞよろしくお願い申し上げます。